そんな中、とても、ありがたいスマホアプリがあります。
「産経新聞」です!
iOS、AndroidOSそれぞれにアプリが用意されています。
![]() |
Google play 「産経新聞」アプリのインストール画面 |
無料版と有料版があります。ちがいは次のとおりです。
<無料版>
下記紙面の当日分を見ることができます。昨日以前の記事は見ることができません。また、無料なのはスマホで見る場合に限られます。iPadなどのタブレットで見たい場合は有料版が必要です。
・ 産経新聞朝刊(東京版)
全ページ
・ 産経新聞号外
・ フジサンケイビジネスアイ
全ページ
・ 産経新聞夕刊(大阪版)
1ページ目のみ
・ SANKEI EXPRESS(Android版のみ)
1ページ目のみ
無料版の紙面の全ページを見ることができます。当日から3ヶ月前の紙面を見ることができ、見逃したときも安心です。iPadの大きな画面でも見ることができます。また、お気に入りの記事だけを集めるスクラップ機能が付いています。
価格は紙面ごとに設定されています。
(全て税込。消費税が8%になったあとも税込価格は5%時代のまま据え置きになっています。)
・ 産経新聞朝刊(東京版)・夕刊(大阪版)
月額 1,575円
・ フジサンケイビジネスアイ
月額 945円
・ SANKEI EXPRESS(Android版のみ)
月額 945円
月額 945円
毎朝、5時になったらその日の紙面をダウンロードすることができます。
スマホで実際に見ると、こんな感じです。新聞の紙面は、文字の大小や位置関係などから話題の重みを相対的に感じ取ることができます。この特徴を好み、実際の紙面のイメージのまま新聞を読みたいという人にとっては、とても画期的なサービスです。
さらに無料というのがありがたいです。過去日の新聞が見れませんが、その分、欠かさず見よう!という習慣がより定着します。
余談ですが、
「昨日の紙面のダウンロードはしたけど見ずに寝てしまった…」という場合、1日の遅れであれば、次の方法でカバーできるかもしれません。
<iOS版>
アプリを起動する前にまず通信(LTEやWiFiなど)をオフにしてからアプリを起動します。すると、昨日ダウンロードした紙面の状態のままなので見ることができます。読み終えたあとに通信をオンに戻せば当日の新聞のダウンロードにも間に合います。iOS版の場合、通信がオンのままでアプリを一度でも起動してしまうと、過去日の紙面データが自動で無効になり見れなくなるんです。また、当日、通信がオンの状態のときに号外がプッシュ配信されるときがあります。本来はとてもありがたい機能ですが、その配信があると、アプリを一度も立ち上げていなくても昨日以前の紙面データは自動で無効になり見れなくなります。こちらはプッシュ送信をオフにすれば回避できるかもしれません。
<Android版>
Android版アプリの場合は、通信がオンの状態でアプリを起動した後であっても、すぐさま過去日のデータが無効になることはなく、新聞の閲覧を開始するときに最新版をダウンロードするかどうかを問うメッセージが出るので、そこで[いいえ]を押せば、一番最近にダウンロードした過去日付の紙面を閲覧することができます。
この、とてもありがたい産経新聞アプリですが、スマホで見るにはやはり文字が小さい…という問題があります。見える範囲がスマホの液晶サイズに限られているため、見える大きさまで拡大すると、かなり部分的な表示となり、相対的にどの位置を閲覧しているか分からなくなってきます。眼の疲れにもつながります。
そこで、思いついたのが、液晶モニターへの投影です。
偶然ですが、私が持っているスマホ(Arrows「isw11f」)には「マイクロHDMI」端子が付いていました。最近の端末はHDMI端子ではなく「MHL」端子になっているようです。いずれも音声や映像を外部機器に送信するための端子です。
マイクロHDMI端子と、モニターやテレビなどにあるHDMI端子をつなぐ変換ケーブルが販売されています。価格は様々ですが(ネット通販だと1,000円未満の商品も見かけます)、私が購入したのは約1,600円の商品です。
スマホ「isw11f」と自宅にある21インチの液晶モニターを接続してみました。
すると!
![]() |
21インチ液晶モニターに投影。モニターの足元にあるのが投影元のスマホです。 |
広く、大きく映ってくれるではありませんか!
分かりにくいかもしれませんが、スマホ側の画面は、まだ文字が小さくて読むには眼がしんどい状態なのですが、モニター側は疲れずに文字を追うことができるくらいの大きさになっているんです。
若干、拡大した画面がこちらですが、
ここまで拡大すると、Yahoo!などのホームページの文字の大きさと同じくらいになっており、顔を近づけなくても十分に読むことができます。
スマホの画面で見るよりも、実際の紙面を見ているかのようにページを広く見渡すことができます。
スマホとモニターを接続しなければならない手間がありますが、朝の新聞を読む時間が一層、心地よいものになりました。
同じく無料で提供されているビジネス誌「フジサンケイビジネスアイ」も、話題が豊富でとても楽しいです。無料でアプリを提供してくれている産経新聞に感謝です。