2014年9月20日土曜日

季節物の衣類はシーズンオフに!

夏も終わり、だんだん涼しくなってきました。
こんな時期に、大幅値引きで店頭に並び出すのが、これから売れそうにない夏服の在庫品です。例えば、私がダイエーで買った夏用のシャツ、値札を見ると、

3,980円 → 1,980円 に値引きされ…
…さらに半額のラベルが貼られていました。
つまり990円(税込)です!当初の価格の4分の1まで値段が下がっていました。

当然、これからは寒くなるので来年の夏まで着用することはなく、しばらくタンスの中に寝かせておかなければならないですが、きちんと保管しておけば問題ありません(体型が変わると困ったことになりますが…)。

ただ安いだけで飛びついてしまうと、品質が悪くすぐ傷んだりして、結局、安物買いの銭失いになってしまいます。なので私は、五百円、千円、二千円高くても、丈夫で長持ちする品物を選ぶ方が経済的であると思っています。

とはいえ、需要が多い旬の時期だと思いのほか値段が高く、結局購入をためらう場合も少なくありません。

そんな品物こそ、シーズンオフの頃がチャンスです!大きく値下がりして手が届く値段になっているかもしれません。

特に、デザインにこだわる必要がない肌着などは、いつ、どのお店で買っても大きなちがいはありません。安いタイミングで購入しておく方が家計も助かります。

シーズンが過ぎるとどんどん安くなります。


2014年9月15日月曜日

救命講習

高槻市が実施する、応急手当講習会(救命講習)を受講してきました。

家族や近隣の人などが急に倒れたり、倒れているのを見かけたときの対処方法を知らなかったからです。そして今や誰もが名前を知っているAED(Automated External Defibrillator 自動体外式除細動器)の使い方も知りませんでした。AEDが普及する前に社会人になった世代の方の多くは、今もAEDの使い方をご存知ないのではないでしょうか。

講習は消防署にて行われ、心肺蘇生法、AEDの使用方法についての講義と実技演習がありました。救急隊員の方がとても分かりやすく教えてくれました。

「広報たかつき」より抜粋。こちらを見て応募しました。














驚いたのが、心肺停止状態の確認方法が、かつて教えてもらった方法から変わっていたことです。

昔は、手首や首の脈に手を当てたり、鼻や口から息をしているかを感じ取ったりする方法が一般的だったと思いますが、今は、胸を観察して呼吸の動きがあるかどうかを確認し、10秒間反応がなければ直ちに胸骨圧迫(心臓マッサージ)に取り掛かる方法が推奨されています。脈そのものを探し当てるのに時間がかかるなど、肝心の心臓マッサージへの着手が遅れてしまう可能性があるからだそうです。心臓マッサージが遅れるほど、脳に血液を通して酸素が行き渡らず、多くの脳細胞が死滅してしまうんです。

また、再認識をさせてもらったのが、「何よりもまず即急に119番通報を行うこと。」です。倒れている本人から拒絶されるなど明確な反応がない限りは、ただの酔っ払いであったとしても、とりあえず119番通報をすべきと教えてくれました。何となく大丈夫そうに見えても、実際は数秒を争う事態かもしれないからです。

いざというときにスムーズに行動するためにも、ぜひ、最寄りの消防署などで受講されてはいかがでしょうか。お住まいの自治体で定期的に実施されているかもしれないので確認してみてください。家族や大切な人が、先々絶対に突然倒れないとは言い切れません。心筋梗塞や脳卒中は、いつどのタイミングで発生するか分かりません。

約3時間の講習でした。正直、受講前は「結構長いなぁ。」と思っていたのですが、講習が始まると、参加者はみんな一生懸命ですし、わりとあっという間に講習は終了しました。とても価値のある貴重な3時間でした。

また、配布してくれる「応急手当講習テキスト」も勉強になります。心肺蘇生以外の止血、骨折、熱中症などの対応方法も分かりやすく記載されています。

成人に限らず、例えば乳幼児にも救命処置が必要となる事態は起こりえます(溺れたときや何かに圧迫され窒息したときなど)。小さな子供がいるご家庭にも、とても役立つ講習だと思います。

テキストもとてもためになります。


















ところでAEDですが、駅、学校、病院、図書館などの公共機関に設置されているほか、銀行の支店などにも設置されているそうです。

日本全国AEDマップなど、主要なAED設置場所が分かるホームページがあります。今居る場所の近くのAEDを検索できるスマホアプリもあるようです。

一度、皆さんの日常の行動範囲の中で、どこにAEDが置かれているかを把握しておくのもよいのではないでしょうか。

2014年9月7日日曜日

京都・修学院離宮

以前、こちら の記事で京都・桂離宮について書きました。
引き続き、京都の宮内庁管轄の庭園散策第二弾!修学院離宮です。

修学院離宮は、叡山電鉄「修学院」駅から徒歩15分程度、閑静な住宅地を抜けた先にあります。緩やかな上りの傾斜道ですがそれほどしんどくありません。景色を見ながら歩いていると、わりとすぐに到着します。

桂離宮も面積は広いのですが、修学院離宮はさらに広大です。大きく3つのブロックに分かれていて、民間に貸与している田畑が介在しています。各ブロックへはあぜ道を歩いて移動します。

待合室に掲示されていた見取り図。3つのブロックに分かれています。

















その、介在している田畑は実際に耕作されており、農具や利用者の自転車などが目に入るため、時どき、庭園というより農家集落を歩いている気分になります。

そのためか、完璧に、精巧に手入れされた桂離宮と比べると、日本庭園としての美しさに物足りなさを感じますが、修学院離宮ならではの特徴はとにかく広さでしょう。京都市街地に近い縁辺部にこんなにデッカい庭園が!と驚きます。

移動中、農具、ネットなどが垣間見えます。

















私の勝手な印象ですが、生垣などに囲まれ外の土地から遮断された桂離宮とはことなり、修学院離宮は、周辺の農家の人たちと一体で別荘地を造り上げているといった感じです。地域の人々の生活が垣間見える庭園といえます。

もちろん、見どころはたくさんあります。さまざまな角度、高さから、とても美しい庭園の景観を楽しむことができます!

桂離宮と同じく、事前予約が必要ですが無料です
(^-^)。

絶景ももちろんたくさんあります!

















関連記事:
京都・桂離宮

宮内庁参観案内
http://sankan.kunaicho.go.jp/index.html