・データを他のパソコンに移したい
・家族や友達に写真を届けたい
という場面があると思います。
今までは、
(1) USBメモリに保存して渡す
(2) メールに添付する
という方法が主流でした。しかし、
(1) の方法だと、USBメモリを持ち運んだり送付する必要がある。また、落としたら情報漏洩となる。
(2) の方法だと、添付できる容量に限界があり、画質が高い写真は数枚ずつしか送れない
という難点があります。
そこでおすすめなのが「クラウドストレージ」の利用です。「クラウドストレージ」とは、インターネットを通して、外部の施設にデータを保存することができるサービスです。
Microsoft社の「OneDrive」、google社の「googleドライブ」、「Dropbox」、「Yahooボックス」、「宅ふぁいる便」など、数多くのサービスが提供されており、無料で数ギガバイト分のデータを保存することができます。
そのサービスの中で、おすすめの1つが「Yahooボックス」です。YahooのIDを持っていたらすぐに利用できるからです。Yahoo IDを既にお持ちの方は多いのではないでしょうか。
Yahooボックスの画面を開くと、初期設定としていくつかのフォルダが用意されています。データを保存するときは、保存先のフォルダを選択し、対象データをアップロードするだけです。フォルダは好きな名前を付けて追加することもできます。
どのパソコンからも、インターネットの画面を開いて、Yahooのページに自身のYahoo IDでログインすれば、Yahooボックスにデータを保存することも取り出すこともできます。
さらに、別のYahooユーザとデータを共有することができます。共有したいデータがあるフォルダを選び、共有設定画面を開きます。そして共有したい人のメールアドレスを登録すると、そのユーザにデータの共有があった旨の招待メールが届きます。
メール本文に記載されているアドレスをクリックすれば、共有フォルダの中身を表示する画面が開き、そこからデータを取り出す(ダウンロード)ことができます。
こうして、メールを送らずとも他の人に必要なデータを届けることができるんです。インターネット上の操作だけなので、数分の作業をすればデータを届けることができます。データ自体がクラウド上に存在するためパソコンの容量も節約でき、パソコンが壊れてもデータがなくなることがありません。
Yahoo IDを既に持っていたら、サービスを使用するためのユーザ登録をする必要もありませんので、すぐにサービスを利用でき大変便利です。
Yahooボックスの画面ですが、フォルダの作成や削除、データの保存や取り出しなどをインターネット上で行うため、普段のデータの扱いと使い勝手が異なる面があります。最初は操作に慣れないかもしれませんが、慣れれば問題ありません
(^-^)。
![]() |
Yahooボックスの画面。フォルダの作成やデータの保存・取出を行います。 |
![]() |
他のYahooユーザとデータを共有するための設定画面。 慣れれば手軽に設定ができます。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿