2014年3月26日水曜日

防火対策 --- 自宅に消火器を ---

恐ろしい災害の1つ、火災。
家族の命、全ての財産を失いかねません。

さらに、自分たちだけではなく近隣の住民や住まいの貸主にも甚大な損害を与えることになります。失火責任法という法律により、弁償しなければならない範囲が限定されているものの、原状回復費用などで数百万円規模の損害賠償を背負うことになります。努力してきた節約も水の泡になります。

このような事態をカバーしてくれる火災保険(被災した家財や賃貸部分の原状回復費用を補償してくれる)の加入そして定期更新は、自動車の自賠責保険と同じく、最低限果たさなければならない借主の義務と言ってよいでしょう。保険料は月額に換算すると数百円程度かかりますが、万が一の巨額損失を備えてくれることを考えると、ためらうほどの高い金額ではないように思います。

それはもちろんのこと、そもそも、火災を発生させないための注意が必要です。

防火の心がけとして

・ 火の元(ガスコンロ、ストーブ、オーブントースター、アイロン)から離れない
・ 火の元やコンセントの周辺を清潔に保ち、近くに物を置かない
・ 寝タバコをしない
・ タコ足配線をしない
・ ガスの元栓を閉めるよう心掛ける
・ 電化製品や暖房器具、調理器具を使っていて異常を感じたら使用しない
・ アロマキャンドルやお香、蚊取り線香は目が届くところに置く
・ 掃除や換気を行い、部屋を清潔に保つ

などがあります。

しかし、これらに日々注意をしていても、不測の事態が起きないとは限りません。予期せぬ発火、隣家からの類焼(燃え移り)もないとは言い切れません。

アパートやマンションには、共用部分に消火器などの消火設備の設置が義務付けられているようです。私の自宅の玄関先の共用廊下にも1台、消火器が設置されています。

それでも念には念を…です。

私はホームセンターで消火器を購入し、リビングに置いています。
いざ出火し、火がカーテンなどに燃え広がると、共用廊下の消火器を取りにいく数秒すら、もったいないかもしれません。ショックのあまり気が動転することも十分にありえます。そんなときでも、すぐ目の前に消火器があることを知っていたら、少しでも落ち着いて消火に取り掛かることができるでしょう。

購入したのはヤマトプロテック社の「FM1200X」。
耐用年数は10年、価格はホームセンターコーナンで4,780円(税込5,019円)でした。1年あたり502円。1ヶ月あたり約42円。
万が一のときの準備としては、決して高い金額ではないように思います。



















保険と同じく、使わずに済むことが最も幸せであることは間違いありません。買っておきながらも使わない方がいいという不思議な存在です。

とにかく、家族1人1人が日々、上に挙げたような防火の心がけを持つことが大切です。

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